ニュース /  

間葉系幹細胞は何故再生医療で広く使われているーーAbante Clinic 銀座

間葉系幹細胞は何故再生医療で広く使われているーーAbante Clinic 銀座

2024-5-17

間葉系幹細胞は、神経幹細胞、造血幹細胞と共に再生医療という治療戦略の重要な一翼を担う。臨床においても、すでに造血幹細胞の生着促進を目的に骨髄移植と同時に骨髄間質細胞の移植が行われている。


間葉系幹細胞(MSCs)

Abante Clinic 銀座は、ご自身の腹部脂肪組織から得られる間葉系幹細胞による慢性疼痛の治療と関節傷害の治療をおこなっています


脂肪由来間葉系幹細胞は自己複製能と多分化能という特殊な能力を有しています。また、体内の過剰な炎症を制御したり、傷ついた組織を修復したりすることが期待できます。


慢性疼痛の治療

慢性疼痛と診断されて標準的な治療を受けているにもかかわらず十分に痛みがコントロールできていなかったり、副作用で使用を継続することが困難であったり方を対象に間葉系幹細胞による治療を提供します。


間葉系幹細胞を点滴投与することで、疼痛の原因となる慢性炎症を抑え、神経再生を促し、血流を適正化するという能力で疼痛を改善することが期待できます。


関節傷害の治療

標準的な治療を受けているにもかかわらず十分に痛みがコントロールできていなかったり、副作用で使用を継続することが困難であったりする方を対象に間葉系幹細胞による治療を提供します。


間葉系幹細胞を関節注射することで、疼痛の原因となる慢性炎症を抑え、組織の再生を促して、疼痛の改善を図ります。


細胞の保管について

細胞保管サービスを利用することで、ご自身の細胞を冷凍保存しておくことができます。後日、冷凍保存しておいた、脂肪採取時の若い細胞を取り出して治療を受けることができます。


よくある質問

Qどんな効果がありますか?


A幹細胞の抗炎症作用と創傷治癒能力のはたらきにより慢性疼痛(痛み)の緩和や関節傷害の症状改善が期待できます。



Q脂肪はどこから、どれくらい採取しますか?


Aお腹の皮下脂肪から、少量の脂肪組織を採取します。小さな切開創から脂肪吸引により10グラムほどの脂肪を採取します。



Q脂肪をとるときに痛みはありますか?


A手術当日の入浴、飲酒、激しい運動はお控えください。



Q脂肪採取時の副作用などが心配です?


A脂肪採取手術に伴い、出血や創部の感染症が起こる可能性があります。また、脂肪採取部には傷跡やヒキツレ、色素沈着などが起こることがあります。



Q脂肪採取から細胞投与までにどれくらいの期間がかかりますか?


A幹細胞の培養のため、5週間ほどかかります。



Q幹細胞の培養のために血清が必要と聞きました。どのくらい採血をしますか?


A脂肪採取の日に60ccほど採血をします。



Q幹細胞はどのように投与しますか?


A慢性疼痛においては点滴で静脈内投与をします。関節傷害においては関節内に注射をします。



Q幹細胞点滴投与時の副作用などが心配です


A幹細胞の点滴中は看護師が全身状態をモニターさせていただきます。点滴針を穿刺した部位には痛み、赤み、腫れ、内出血が起こることもあります。



Q幹細胞関節注射時の副作用などが心配です


A関節注射に伴い、出血や感染症が起こる可能性があります。本治療は自己修復力に依存しており、効果には個人差があることから、上手く修復プロセスが働かないことがあります。また、症状によっては効果が出ない、もしくは弱い可能性があります。



Q関節傷害の治療は1回だけでよいですか?


A関節傷害に対する治療ではまず2回の注射を受けることをお勧めします。



Q細胞は今、投与しないで将来に備えて保存できますか?


A細胞の保管はできます。細胞保管料がかかりますので、詳しくはお問い合わせください。



Q年齢制限はありますか?


A18歳以上の方を対象にしています。



Abante Clinic銀座の院長とチームは、長年にわたり再生医療分野への知見を深めて参りました。その研究とサービスは幹細胞培養上清液点滴、活性化NK細胞、間葉系幹細胞(MSCs)、繊維芽細胞(Fibroblasts)などに及びます。またAbante Clinic銀座では、毎回の治療後に専門チームがお客様のプライベート健康管理も行っております。


Abante Clinic銀座では間葉系幹細胞を個別に調合・注入することで自己修復による本当の意味での「細胞逆年齢化」を目指しています。その結果もたらされる皮膚の視覚的若返りや個人の精神状態、身体の細かい部分にまで及ぶ外見の若返りも、この先進医療の目的になっています。